陣内貴美子さんの競技人生における最大のハイライトは、国内最高峰の舞台である全日本総合バドミントン選手権大会での輝かしい実績と、世界最高峰の舞台への挑戦です。
全日本総合選手権ではシングルス、ダブルスの双方で頂点に君臨。特に1980年代後半から1990年代初頭にかけての活躍は目覚ましく、日本女子バドミントン界を牽引する絶対的な存在でした。
中でもファンの記憶に強く刻まれているのが、森久子選手とのダブルスペアです。「陣内・森ペア」として抜群のコンビネーションを誇り、全日本総合選手権女子ダブルスを連覇するなど圧倒的な強さを発揮しました。
そして迎えた1992年バルセロナオリンピック。この大会からバドミントンが正式競技として初めて採用され、陣内さんは森選手とともに初代日本代表としてコートに立ちました。世界各国の強豪がひしめく中、女子ダブルスでベスト16に進出。日本バドミントン史にその名を刻む金字塔を打ち立て、1994年に惜しまれつつ現役を引退しました。