ブームが激化する一方で、業界が直面している切実な課題もある。店主の高齢化と後継者不足だ。昭和の高度経済成長期に創業した店舗の多くが、創業者の高齢化により廃業の危機に瀕している。
この状況に対し、日本中華料理協会などの業界団体も本格的な支援に乗り出している。技術継承のためのワークショップや、若手料理人と老舗店舗のマッチング事業など、伝統的な味と店舗文化を守るための取り組みが外食産業全体で加速している。ブーム消費で終わらせるのではなく、持続可能な食文化として次世代へいかにバトンをつなぐか。今、外食産業全体がその回答を模索している。