新旧の融合は、空間デザインだけでなくビジネスモデルそのものにも波及している。問屋町に古くから拠点を置く伝統的な卸業者や製造業者と、SNSやデジタルツールを駆使するZ世代の起業家たちとのコラボレーションが活発化している。
長年培われてきた確かなモノづくりの技術や素材調達ルートに、若い世代の柔軟な企画力とグローバルなブランディング感覚が組み合わさることで、新たなD2Cブランドが次々と誕生。卸売街というルーツを持つからこそ実現できる直営型の物販モデルは、中間コストを抑えつつ高品質なプロダクトを全国、さらには海外市場へと送り出す原動力となっている。