サンリオの歴史を語る上で、1975年に創刊された月刊機関紙「いちご新聞」の功績を忘れることはできない。インターネットもSNSも存在しなかった時代、ファンと企業を繋ぐ唯一無二のダイレクトメディアとして、最新キャラクター情報の告知や読者投稿コーナーを通じ、熱狂的なコミュニティを形成してきた。
紙面を通じて寄せられたファンの生の声は、キャラクターの性格付けや新デザインの採用にダイレクトに反映された。この双方向のコミュニケーションこそが、数十年が経過した現在でもファンが強い愛着を抱き続ける最大の原動力となっている。