きっかけは今春、地上波ドラマのクライマックスで起用されたアレンジ版カバーだった。静寂を切り裂くストリングスと、現代的なビートに乗せて歌い上げられたメロディ。放送直後からX(旧Twitter)やTikTokでは「この言葉のチョイス、ヤバすぎる」「耳から離れない」といった投稿が殺到。旧作を知らないZ世代からα世代にかけて、一気に波及した。
ストリーミングサービスでの再生回数も前週比で400%以上の伸びを記録。かつてリアルタイムで楽曲を聴いていた世代による思い出の再投稿も相次ぎ、親と子の世代を巻き込んだ巨大なリスニング体験へと発展している。かつての「大人の歌謡曲」は、今や全世代を焦がす最新のポップアイコンへと変貌を遂げたのだ。