冷凍庫に長期保管している安心感から、劣化を見落としてしまうトラブルも少なくありません。また、購入時点で傷み始めている長芋をそのまま冷凍してしまうケースも存在します。安全に食すための長芋腐るとどうなる見分け方を把握しておく必要があります。
単なるアクによる褐変と、腐敗による劣化には明確な違いがあります。注意すべき危険サインは以下の通りです。
表面を触った際に張りがなく、指が沈み込むほどブヨブヨに軟化している個体は組織崩壊を起こしています。また、切り口から糸を引くような異様なネバリが出たり、酸っぱい異臭やカビ臭、アルコールのような発酵臭が立ち上っている場合は細菌や酵母の繁殖が進んでいるため、絶対に口にしてはなりません。断面が黒ずんでいるだけでなく、中心部まで青カビ・黒カビが浸食している場合も廃棄すべきです。
「冷凍すれば腐敗がリセットされる」という思い込みは危険です。冷凍はあくまで微生物の増殖を一時停止させているに過ぎず、冷凍前の鮮度がそのまま保存限界と味の品質を決定づけるという基本を忘れてはなりません。