90年代半ば、日本のヒップホップシーンを揺るがしたグループ「キングギドラ」の活動期、彼が披露していたのは極めて硬派なボウズスタイルだった。同胞であるKダブシャインらとともに異彩を放っていたあの時代、頭部のラインを際立たせるシャープな刈り込みは、当時の若者たちに強烈なインパクトを与えた。
飾り気を削ぎ落とした無骨なスタイルでありながら、頭の形を美しく魅せる緻密な計算が施されていた点が特徴だ。ストリートの緊張感とリアルな空気感をそのまま体現したヘアスタイルは、当時の日本のヒップホップファッションにおける黄金律となった。