駅の目と鼻の先に広がる日比谷公園では、長年進められてきたグランドデザインに基づく再整備事業が着々と結実しつつある。開園から120年以上の歴史を誇る日本初の洋式モダン公園が、現代の都市生活者のニーズに合わせた「開かれたグリーンインフラ」へと進化を遂げた。
芝生エリアの拡張や歴史的建築物の保全・再活用が進んだことで、公園全体が大きなテラスのような開放感を纏うようになった。日中はビジネスパーソンが木陰でリフレッシュし、夕方にはアコースティックライブやフードフェスを楽しむ人々で賑わう。駅の出口を抜けた瞬間に広がる豊かな緑と爽快な風は、コンクリートジャングルと言われる東京の中心部において、唯一無二の癒やしと解放感をもたらしている。