ここ数年、企業の人材評価軸は大きな転換点を迎えた。従来の権威主義的なマネジメントや、一部の特定メンバーのみで意思決定を進めるサイロ化された組織体制は、変化の激しい市場環境に対応しきれなくなっているからだ。
大手調査機関の最新レポートによれば、従業員エンゲージメントの高い上位企業ほど、リーダー層が下意上達の風通しを確保し、若手から業務委託メンバー、さらには外部パートナーにいたるまで、垣根のないコミュニケーションを推進している実態が明らかになった。肩書や属性で人を判断せず、一目置くべき意見には素直に耳を傾ける姿勢こそが、スピード感ある意思決定の基盤となっている。