ユトリート東大阪が地域住民から絶大な支持を得ていた理由は、公営ならではの圧倒的なコストパフォーマンスと利用のしやすさにありました。特に人気を集めていた主要設備の魅力と、当時の利用実態を振り返ります。
トレーニング室(格安ジム)は、1回あたり数百円の都度払いで利用可能であり、民間のフィットネスクラブのような高額な月会費を必要としない点が最大の魅力でした。有酸素マシンから筋力トレーニング機器、ダンベルコーナーまで一通り揃っており、「仕事帰りにふらっと立ち寄れる」「年金の範囲内で無理なく運動習慣が続けられる」と、20代の若年層から高齢者まで幅広い層に愛用されていました。
トレーニング後の汗を流す場として愛されたのが、大浴場とお風呂・サウナ設備です。公営施設とは思えない清潔感のある浴室としっかり温度管理されたサウナ室を備え、常連客同士が談笑する地域の社交場としても機能していました。SNSや口コミサイトでも「サウナ上がりにそのままロビーでくつろげる最高の癒やし空間だった」「銭湯代わりとしてこれ以上のコスパはなかった」と惜しむ声が多数記録されています。
また、大小の会議室・研修室・ホールは、地域のサークル活動、企業の研修、資格試験、カルチャー教室の発表会などに幅広く活用されていました。予約システムも市民枠が優遇されており、併設された有料駐車場(施設利用による割引サービスあり)と八戸ノ里駅からのフラットなアクセス環境も手伝って、東大阪中南部エリアにおける文化活動の要となっていました。