魚の目やタコができる直接的な引き金は、足裏の特定部位にかかる異常な圧力と摩擦です。しかし、根本的な原因は単なる「靴のサイズ違い」にとどまらず、足の骨格構造や歩行バランスの崩れに起因しています。
主な原因として挙げられるのが、足裏のアーチ構造の破綻です。足裏には本来、衝撃を吸収するための3つのアーチ(内側縦アーチ・外側縦アーチ・横アーチ)が存在します。運動不足や加齢、サイズの合わない靴の着用により横アーチが低下する開張足(かいちょうそく)になると、足裏の中央(第2・第3中足骨頭部)に過剰な荷重がかかり、タコや魚の目が多発する土台を作ってしまいます。
さらに、つま先が反り上がって指が地面に着かない「浮き指」や、ヒールの高い靴・極端に底が薄いスニーカーの常用も、前足部に体重の約70〜80%が集中する要因となります。患部だけを治療しても足の接地バランスを改善しなければ、短期間で同じ場所に再発を繰り返すことになります。