1990年代の巨人を象徴するのが、桑田真澄、槙原寛己、そして斎藤雅樹の3人によって結成された「平成の三本柱」である。この3人が先発ローテーションに並ぶ圧迫感は、対戦相手にとって絶望に近いものがあった。
タイプも性格も異なる3人だったが、互いを強く意識し合い、切磋琢磨する良きライバル関係を築いていた。槙原が豪速球で押し込み、桑田が緻密な投球術で魅了し、斎藤が圧倒的な完投能力でチームを勝利に導く。ロッカールームでの会話や試合直前の秘話など、今だからこそ明かせるエピソードは多く、当時の黄金時代を知るファンの胸を今も熱く焦がす。