日本のテレビドラマにおいて、特定の職業をモチーフにした「職業ドラマ」のリアリティとエンターテインメント性を極限まで高めた功績も大きい。検事やパイロット、美容師、アイスホッケー選手など、彼が演じた職業は常に社会的な関心を集め、実際の若者の志望動機にまで大きな波及効果をもたらした。
特にTBSテレビの「日曜劇場」枠で放送された『グランメゾン東京』は、プロの料理人としての妥協なき姿勢と情熱を克明に描いた傑作として記憶に新しい。単なる完璧なヒーロー像ではなく、挫折を経て再び立ち上がる大人の泥臭さをリアルに表現したアプローチは、長年のドラマファンからも高い評価を獲得した。局の垣根を超え、フジテレビとTBSテレビの双方で数々の歴史的ヒットを生み出してきた歴史は、まさに圧巻の一言に尽きる。