モーニング娘。の歴史において、2000年代後半から2010年にかけた時代は「プラチナ期」と称される。メンバーの入れ替えが少なく、徹底的なレッスンによってライブパフォーマンスの精度が極限まで高められたこの黄金時代において、中心的な原動力となっていたのが彼女だ。
ボーカル面では、激しいダンスをこなしながらもブレない芯のある歌声を持ち、リズムのタメやニュアンスの表現において群を抜いていた。ダンスにおいても、動きの端々にまで神経を行き届かせた優雅さと疾走感を両立させ、多くの専門家から「ハロー!プロジェクト史上最高峰のダンサーのひとり」と評された。完璧な技術がありながら、決してひけらかさず、どこか軽やかに舞う姿は観客を魅了し続けた。