1980年代後半のテレビ界は、スケバン刑事シリーズをはじめとする「戦う少女」の全盛期だった。その中で1987年に放送された『少女コマンドーIZUMI』は、異色を放つミリタリーアクション作品として異彩を放っていた。主演を務めた五十嵐いずみは、単なるアイドルの枠を超えた過酷なアクションに体当たりで挑戦し、視聴者に強烈なインパクトを残した。
バズーカ砲を構え、冷徹さと優しさを同居させた瞳で画面を射抜く姿は、当時の男児や若者層だけでなく、自立した女性像を求める層にも深く響いた。特撮やアクションの現場において、彼女が見せたストイックなプロ意識は、今なお語り草となっている。