大学教授と聞くと「年収1,000万円以上」の安定した高給をイメージしがちですが、芸能人が就任する客員教授の金銭事情はまったく異なります。
一般的に、私立大学や国公立大学の専任(常勤)教授の平均年収は800万円〜1,200万円程度とされますが、これは平日毎日の研究・学生指導・教授会運営・入試業務をこなして得られる報酬です。対して、非常勤である客員教授は「コマ給(講義1回あたりの謝礼)」または「年間契約の手当」として支払われます。
【芸能人客員教授の主な報酬目安】
・通常講義の1コマ(90分):約3万円〜10万円前後
・全学向け特別シンポジウム登壇:1回あたり約20万円〜50万円
・年間アドバイザー契約料:年間約50万円〜300万円程度
テレビ番組の出演料やCM契約金と比較すると、客員教授としての実質的なギャラは決して高額ではありません。それでも多くの芸能人がオファーを受けるのは、金銭目的ではなく「自らの社会的信用の向上」「知的イメージの確立」「後進の育成を通じた社会貢献」という大きなメリットが存在するからです。