エンターテインメント作品が社会の意識を変革する例もある。Netflixで世界的大ヒットを記録したドラマ『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』は、過酷な校内暴力を受けた主人公が大人になり綿密な復讐を果たすストーリーで、日韓を問わず大きな物議を醸した。
同作のヒット以降、校内暴力の加害者に対する視聴者の拒絶反応は決定的なものとなった。「作品の中の悪役」にとどまらず、現実の芸能人が過去にいじめの加害者であった場合、そのタレントが出演するCMやドラマへの視聴ボイコット運動が即座に起きる。フィクションが現実の社会規範を研ぎ澄ませた象徴的な現象といえる。