ランキングが下がるにつれて待遇が目に見えて悪化していくのも、この番組の残酷で痛快な見どころだ。一流芸能人から始まり、普通、二流、三流、そっくりさんとランクダウンを重ねた末に待っているのが、屈辱の「映す価値なし」である。CGで画面から完全に消し去られ、声すら変えられてしまうこの最終宣告は、出演者にとって最大の恐怖にほかならない。
今回のスペシャルでも、まさかの大波乱が勃発した。下馬評では本命視されていたベテラン芸能人が、「基本」の二択をことごとく外し、加速度的にランクを落としていく衝撃の展開。最後はすりガラスの向こう側へと追いやられ、画面から消滅する惨劇が発生した。華やかな衣装を身にまとったスターたちが、番組終盤には姿を消しているシュールな光景は、まさに生々しい勝負の厳しさを物語っている。