月桂冠大倉記念館の見学完全ガイド!予約や試飲とお土産の最新真相

月桂冠大倉記念館の見学完全ガイド!予約や試飲とお土産の最新真相

月桂冠大倉記念館の見学完全ガイド!予約や試飲とお土産の最新真相の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。

月桂冠の礎を築いたのは、初代・大倉治右衛門です。1637年に現在の京都府笠置町から伏見に移り住み、屋号「笠置屋」として酒造業を創業しました。当時の伏見は水陸交通の要衝として栄えており、豊かな地下水と物流の利便性を活かして着実に地盤を固めていきました。

明治期に入ると、11代・大倉恒吉が科学的アプローチを導入し、日本で初めてとなる防腐剤不使用の「びん詰清酒」を開発。駅売り用のコップ付き小瓶を発売するなど、清酒業界に数々の革新をもたらしました。展示室に並ぶ京都市有形民俗文化財に指定された約6,000点に及ぶ酒造用具(うち常設展示は約400点)は、職人たちが手作業で酒を醸していた時代の息吹を今に伝えています。

また、酒造りに不可欠なのが、伏見の豊かな伏流水です。記念館の中庭には、仕込み水として使われている名水「さかみづ(栄水)」が滾々と湧き出ており、来館者は自由にその場で飲用したり、ペットボトルに汲んで持ち帰ることができます。口に含むと極めてまろやかで柔らかく、伏見の酒が「女酒」と呼ばれる理由を舌先で実感できる貴重なスポットです。

さらに隣接する「月桂冠 内蔵(うちぐら)」では、伝統的な手造りによる酒造りの現場が息づいており、時期やコースによってはガラス越しに醪(もろみ)の発酵するリアルな様子を観察することが可能です。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。