金内柊真がジャニーズ事務所(当時)を退所したのは2015年3月末のことでした。大阪松竹座で開催された「関西ジャニーズJr. 春休みスペシャルshow 2015」の千秋楽が、彼にとってアイドル人生最後のステージとなりました。当時、BSフジの冠レギュラー番組『まいど!ジャーニィ〜』で軽妙なツッコミとMCを担当し、次期デビュー有力候補と目されていた最中での電撃引退は、ファンの間に大きな衝撃と動揺をもたらしました。
退所理由について、当時は「病気療養」「人間関係の摩擦」など無責任な憶測がネット上を飛び交いましたが、真相は極めて前向きかつ現実的な決断でした。自著や当時のインタビューで語られた本人の告白によれば、「幼い頃からのもう一つの夢であった美容師になり、自分の技術一本で生きていく未来を確立したかった」ことが最大の動機です。
退所直後の2015年4月、金内柊真は東京総合美容専門学校へ進学。アイドル時代の名声を一切封印し、朝から晩までワインディング(パーマ巻き)やカットの練習に明け暮れました。その結果、全国規模の学生技術コンテストで複数の受賞を果たし、最終的には学年首席(総代)として卒業を迎えるという、誰にも文句を言わせない圧倒的な努力の証を打ち立てたのです。