グループという母体を離れた後、それぞれの表現者が選んだ足跡は極めて対照的であり、同時に極めて人間味に溢れている。例えば、初期のフロントマンとして圧倒的な歌唱力を誇った清木場俊介は、脱退後も一貫して自らの音楽的ルーツであるロックとソウルを追及し続けてきた。ソロライブを中心に熱狂的なファンと真摯に向き合う姿勢は、シンガーソングライターとしての確固たる地位を築き上げている。
一方で、パフォーマーとしてグループの黄金期を支えた黒木啓司のように、芸能活動に一つの区切りをつけ、ビジネスやプロデュースの領域へと大胆に舵を切った例もある。自らの知名度に頼ることなく、地域創生やクリエイティブ事業への挑戦を続ける姿は、セカンドキャリアの新たなモデルケースとして各方面から高い評価を得ている。それぞれの意志に基づいた決断こそが、彼らの現在地を形作っているのだ。