誕生から時を経た今も、はなびの進化は止まらない。現在ファンの間で熱狂的な支持を集めているのが、常連客たちが編み出した独自の裏トッピング術だ。定番の台湾まぜそばに「こってり(背脂)」と「刻み海苔増し」を加え、あえて卓上の昆布酢を最初からひと回し半投入する。酸味によって動物系エキスの輪郭がくっきりと浮き上がり、キレ味が劇的に増す。
さらに、チーズや納豆といった発酵系トッピングを組み合わせるアプローチも定着した。ピリ辛のミンチに濃厚なチーズが溶け込むことで、まろやかさと力強さが同居する至福のハーモニーが完成する。店舗ごとの限定メニューや季節限定の創作まぜそばも定期的に投下され、通い詰めるヘビーユーザーを飽きさせない。
だが、はなびを訪れる上で最大の壁となるのが店頭の行列だ。ランチタイムや休日のピーク時には長蛇の列ができることも珍しくない。賢く味わうための攻略法はふたつある。
ひとつは、平日15時前後や夜営業の開店直後など、ピークを外したアイドルタイムを狙うこと。食べログなどのレビュー速報で混雑具合を事前にチェックしておくのも有効だ。もうひとつは、デリバリーやテイクアウトのフル活用である。Uber Eatsなどのプラットフォームに対応する店舗が増えたことで、自宅にいながら店舗さながらのハイクオリティな一杯を並ばずに堪能できる環境が整っている。