玉置浩二さんの名とともに「ドタキャン」という言葉がネット上で検索される背景には、過去に発生したいくつかの象徴的な出来事があります。特に世間の注目を集めたのが、2010年の安全地帯復活ツアーにおけるステージトラブルや、ディナーショーおよび単独ソロコンサートの突発的な開催中止でした。
2010年9月に開催された東京国際フォーラム公演では、体調不良や極度の疲労が重なり、ステージ上で十分なパフォーマンスを発揮できず、一部の観客と口論になるという異例の事態が発生しました。この様子がワイドショーなどで大々的に取り上げられたことで、世間に強い衝撃を与えることになります。
さらに過去を遡ると、1990年代後半から2000年代にかけてのディナーショーやソロライブにおいて、開演直前に体調の急変で中止がアナウンスされた事例もありました。ネット上では「気まぐれによるドタキャンではないか」といった憶測や批判が飛び交いましたが、実際の現場で起きていたのは、表現者としての極限状態と突発的な病魔との壮絶な闘いでした。