長年トップアスリートとして日本スケート連盟を牽引し、トヨタ自動車をはじめとする大手企業の顔としても活動してきた背景を思えば、コンプライアンス管理は極めて厳格だ。だからこそ、アスリートの周囲で囁かれる「SNS裏アカウント現象」は、時に企業のブランドイメージやスケート連盟の信頼性にも関わる繊細なテーマとなる。
偽アカウントの捏造や、非公開アカウントを装った嫌がらせ投稿は、今や著名人が避けて通れない現代の病理だ。ファンやメディアがデマと真実を見極める眼を持たなければ、長年築き上げたアスリートの栄光すら、根拠のない噂によって歪められかねない。