では、単なる「好色」や「浮気性」と、病的な依存症はどこで線引きされるのだろうか。専門家が指摘する最大の基準は、「社会的損失が生じているにもかかわらず、自分の意志でコントロールできない」という点だ。
例えば、大切なパートナーを傷つけたくない、これ以上借金をして風俗店に通いたくない、解雇のリスクを冒してまで職場でポルノを見たくないと思っているのに、身体が勝手に動いてしまう。嘘を重ね、生活が破綻しているにもかかわらずブレーキが効かない状態。この「コントロールの喪失」こそが、単なるモラルの欠如と精神疾患を分ける決定的な一線である。