深夜の公式SNS投稿によって世界中に届いた報告。そこには、純粋にスケートと向き合い続けたいという切実な願いと、一人の人間としての誠実な選択が綴られていた。しかし、その直後から始まった一部過激メディアによる張り込みや尾行は、関係者の日常生活を著しく脅かす事態へと発展していった。
NHKをはじめとする大手報道機関もこの問題を取り上げるなど、事態は社会的関心事へと拡大。独占報道を狙う一部週刊誌の暴走に対し、アスリートの権利を守るべきだという批判の声が各所からあがった。表現者が静寂の中で作品に没頭できる環境を守る難しさが、ここには明白に表れていた。