宇和米博物館に関して、インターネット上で散見されるいくつかの誤解や見落とされがちな盲点を整理します。
誤解①:「雑巾がけをしないと楽しめない施設なのでは?」
これは完全な誤解です。本館の奥には、宇和盆地の稲作の歴史を伝える民俗・農業展示室が整備されており、江戸時代から昭和期にかけて実際に使われていた千歯扱き(せんばこき)や唐箕(とうみ)など、貴重な農機具が体系的に展示されています。木造校舎自体の建築美を愛でるヘリテージツーリズムの観点からも、見学単体で極めて高い知的好奇心を満たしてくれます。
誤解②:「足腰に自信がないと雑巾がけは危険?」
タイム計測に挑戦する猛者が目立ちますが、無理に全速力で走る必要はありません。「ゆっくり雑巾がけをしながら109mを進む」「途中で歩きながら自分のペースで完走する」といった楽しみ方も歓迎されています。スタッフからも事前に「絶対に無理をせず、自分のペースで」と案内されるため、年配の方や体力に自信のない方でも安心して体験できます。