店長のキャリアは、最初から華やかなメディア露出に彩られていたわけではない。彼の原点は、アミューズメント業界の泥臭い現場にある。長年にわたりゲームセンターの運営や基板の取り扱い、アーケードゲームのメンテナンスに従事し、現場叩き上げの技術と深いノウハウを培ってきた。
その後、独立を果たした新保氏は株式会社遊楽舎を設立。当初はアーケード筐体やレトロゲームを中心に扱うショップとしてスタートした。ファミコンやメガドライブといった往年の名機、入手困難な基板などを独自ルートで買い取り、マニアを唸らせるラインナップを揃えたことが、ショップの確固たる基盤となった。顧客のニーズを鋭く見抜く洞察力は、この下積み時代に養われたものだ。