現代のデジタルコミュニケーションに欠かせない絵文字 (Emoji)の発祥は、1990年代末の日本に遡る。NTTドコモの栗田穣崇氏らが開発した初期のピクトグラムが、今や世界共通の視覚言語へと発展した経緯はきわめて興味深い。
世界的な普及に伴い、文字コードの国際規格を管理するUnicode Consortiumによって標準化が進められたことで、異なるオペレーティングシステム間での互換性が確保された。しかし、AppleのiOSとAndroid端末、あるいは各種プラットフォームの間で、表示されるデザインや色合いのトーンが微妙に異なるという技術的側面は依然として残る。受信側の画面でどのように見えているかを想像する配慮も、現代のやり取りでは重要な意味を持つ。