小栗旬のファッション史を語る上で、出演作における衣装の変化は外せない。2000年代半ば、『花より男子』の花沢類役で見せたクリーンでエレガントなスタイルは、当時のメンズファッション界に大きな影響を与えた。甘さと品格を両立させたあの着こなしは、今なお語り継がれる伝説だ。
一方で、近年主演を務めたNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のプレスカンファレンスや関連イベントでは、一転してクラシカルで重厚感あふれるスーツスタイルを披露。時代劇の主人公としての威厳と現代的なスマートさを融合させた装いは、役者としての成熟度を見事に表現していた。