英字キーボードに関してネット上で広く信じられている言説の中には、明確な誤解や見落とされがちな盲点が存在します。
誤解1:「英字キーボードはローマ字入力が遅くなる」
これは完全な誤解です。ローマ字入力で使用するアルファベット26文字のキー配置(QWERTY配列)は、JIS配列もUS配列も全く同一です。「A」から「Z」までの位置は1ミリも変わりません。むしろUS配列は「無変換」「変換」「カタカナひらがな」といった日本語専用キーがない分、スペースバーが広く取られており、ホームポジションがキーボードの中心に自然に位置するため、ローマ字の長文入力における打鍵の安定性は向上します。
盲点:かな入力派にとっては致命的
ローマ字入力派にとっては合理的な英字キーボードですが、キートップに「あ・い・う・え・お」のかな印字が一切存在しないため、「かな入力(直接入力)」を愛用しているユーザーにとっては実用不可能です。かな入力派の方はUS配列の導入を避ける必要があります。