英王室中枢との関係悪化は、単なる兄弟喧嘩や親子喧嘩のレベルを遥かに超え、国家機関としての王室と私人の対立へと発展しています。特に次期国王であるウィリアム皇太子との冷戦状態は、極めて深刻です。
自著『スペア』においてハリー氏は、メーガン妃の態度を巡ってロンドンのノッティンガム・コテージでウィリアム皇太子と口論になり、胸ぐらを掴まれて首飾りを引きちぎられ、床の犬用ボウルに叩きつけられたという生々しい暴力沙汰を暴露しました。皇太子側はこの記述に対して公式な反論を避けているものの、王族関係者によると「私的な家庭の出来事を世界中に金目的で売り払った裏切り行為」として深い激怒を抱き続けており、2026年の今も両者の間に直接的な対話はほぼ存在しません。
一方、父であるチャールズ国王との関係には、わずかながら雪解けの兆しが模索された時期もありました。国王の健康問題が公表された際、ハリー氏は速やかにロンドンへ飛び、短時間のプライベートな面会を果たしています。しかし、ハリー氏が英国滞在時の警察警備の公費負担打ち切りを不服として英内務省を相手取り起こした長期裁判など、法廷闘争の火種が残る限り、家族としての真の和解には高い壁が立ちはだかっています。