完璧な住宅ブランドは存在しない。サイエンスホームを検討する際には、その特性ゆえの注意点も正しく理解しておく必要がある。
吹き抜け構造による音や匂いの伝わりやすさ
開放的な吹き抜け空間はメリットである反面、音や匂いが家全体に伝わりやすいという側面を持つ。1階のリビングのテレビの音が2階の寝室まで響くことや、キッチンでの料理の匂いが家中に広がることがある。
防音性を高めたい部屋には二重ドアを設置する、換気計画を密にするなどの対策を設計段階で話し合うことが重要だ。
木材の経年変化と適切なメンテナンス方針
露出した柱や床の無垢材は、時とともに色が濃くなり、味わい深い飴色へと変化していく。これを「経年美化」と捉えられる人には最高の素材だが、新築時の明るい色合いをいつまでも保ちたい人には不向きかもしれない。
また、無垢材は湿度によって多少の伸縮やズレが生じることがある。木が生きている証拠でもあるが、定期的なワックスがけやお手入れの心構えが必要だ。