桜餅の葉っぱ食べる?剥がす?和菓子の老舗が明かす真実とマナー

桜餅の葉っぱ食べる?剥がす?和菓子の老舗が明かす真実とマナー

桜餅の葉っぱ食べる?剥がす?和菓子の老舗が明かす真実とマナーについての疑問解決ガイドをお届けします。

桜餅には大きく分けて、関東風の「長命寺」と関西風の「道明寺」の2つが存在する。長命寺は、小麦粉などを水で溶いて薄く焼いた生地で餡を包むのに対し、道明寺は道明寺粉(蒸したもち米を乾燥させて粗く砕いたもの)を使用してつぶつぶとした食感の餅で餡を包む。生地の製法や食感は対照的だが、双方に共通しているのが塩漬けにされた桜の葉で包まれている点だ。

地域ごとの葉の使われ方にも興味深い違いがある。関東の長命寺では、餅を乾燥から守り香りを密閉するために2枚から3枚の葉で包む店舗も少なくない。この場合、葉の存在感が強いため「食べる直前に剥がす」人が比較的多い傾向にある。一方、関西の道明寺では、小さめの葉1枚で餅を抱きかかえるように包むことが多く、もちもちとした食感と塩気のアクセントを同時に楽しむため「葉ごと食べる」ファンが多い。形や食感の違いが、自ずと食べ方のスタイルにも影響を与えている。

井上 凛
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井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。