この革新技術を世界で初めて量産車へ落とし込んだのが「MX-30 e-SKYACTIV R-EV」だ。17.8kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、EV走行だけで約107kmの日常航続距離を確保。バッテリーが底を突いても、ロータリーエンジン発電機が即座に起動し、航続距離を一気に600km以上へと拡大する。
充電スタンドを探して右往左往するストレスからドライバーを解放する。それどころか、外部給電機能(V2L/V2H)を利用すれば、災害時の非常用電源としても機能する。電動化の波に追われる現代社会において、この利便性と走りの愉しみの高次元での融合は、まさにマツダ独自の美学と言えるだろう。