小中学校の理科や医学生の学びといえば、かつては難解な教科書やリアルすぎる人体模型に向き合う時間が当たり前だった。しかし近年、教育(Education)と娯楽(Entertainment)を融合させた「エデュテイメント」の波が押し寄せ、解剖学の学び方にも劇的な変化が起きている。
硬苦しい図面ではなく、手触りの良いぬいぐるみを通して体の仕組みを学ぶスタイルは、子供たちの純粋な好奇心を刺激する。これに伴い、従来の教育資材メーカーや玩具・トイ産業だけでなく、医療教育関連産業もこの潮流に本格参入を果たした。学習効果と親しみやすさを兼ね備えた新世代の教材として、教育機関や科学館での採用事例は増え続けている。