少子化や共働き世帯の一般化が進むなか、家族構成の割合やきょうだいの性別に対する意識は大きく変化しています。国立社会保障・人口問題研究所の出生動向調査などを見ても、夫婦が理想とする子どもの数は平均2人前後で推移しており、「男児・女児を1人ずつ」望む声は依然として根強い支持を集めています。
しかし、子供の性別と育てやすさの相関関係について、現代の発達科学や小児医療では「性別による差よりも個人の気質(パーソナリティ)や環境による影響のほうが圧倒的に大きい」と結論づけられています。「男の子だから活発で大変」「女の子だから手がかからない」という考え方はあくまで統計的な傾向やステレオタイプに過ぎません。
現代において「一姫二太郎」という理想の順番論は、絶対的な正解ではなく「古くから伝わる子育てのひとつのエピソード」として捉えられ、どんな順番・性別であっても親がチームとなって我が子の個性に合わせた育児環境を整えることが最も重視されています。