2026年という特異な年は、クリエイターのマネタイズ手法が「動画広告のクリック」から「インフルエンサー自身のブランド化」へと決定的に舵を切った節目でもある。
企業のマーケティング担当者はこぞってYouTubeに巨額のプロモーション費を注ぎ込んだ。トップクリエイターであれば、1本のタイアップ動画制作費が300万円から500万円、メガクラスになれば1,000万円超の値がつくことも珍しくなくなった。ゲーム実況での新作PR、コスメやアパレルのコラボレーション、さらには食品や飲料のタイアップに至るまで、彼らが動画内で「これ、本当に美味い」と口にするだけで店頭から商品が消えた。テレビCMを打つよりも費用対効果が高いと見なされ、過熱した企業マネーがランキングの数字をさらに吊り上げた。