華やかなキャリアの陰で、増田惠子さんは壮絶な健康問題と向き合ってきました。ピンク・レディー絶頂期には睡眠時間が1日45分程度という殺人的なスケジュールをこなしていたため、自律神経の乱れや極度の疲労に苛まれていました。
ソロ活動移行後も、突発性難聴やメニエール病、さらには甲状腺疾患(バセドウ病や橋本病)の発症など、歌手にとって致命傷になりかねない病魔に幾度も襲われました。音が正常に聴こえない恐怖や、ホルモンバランスの乱れによる激しい倦怠感と闘いながら、彼女は休養と治療を適切に選択し、主治医と二人三脚で病状をコントロールする術を身につけました。
公の場で闘病の過去を隠さず語る姿勢は、同じように更年期や持病に悩む多くの女性たちに勇気と実践的な知恵を与えています。