石原さとみが芸能界の頂点へと駆け上がる原点となったのは、2002年に開催された第27回ホリプロタレントスカウトキャラバン「ピュアガール2002」でのグランプリ受賞でした。当時15歳、高校1年生だった彼女は、豊かな黒髪と意志の強さを感じさせる太い眉が印象的な少女でした。卒アル画像や応募当時の写真を見ても、飾らない素顔の中に圧倒的な目力と端正な顔立ちが確認できます。
翌2003年、映画『わたしのグランパ』で女優デビューを果たすと、数々の新人賞を総なめにし、同年秋にはNHK連続テレビ小説『てるてる家族』のヒロイン・岩田冬子役に大抜擢されます。当時の彼女は、元気いっぱいで健康的な少女像を等身大で演じており、お茶の間からは「親しみやすい優等生タイプの美少女」として認知されていました。
2004年の大ヒットドラマ『ウォーターボーイズ2』でヒロイン・矢沢栞役を務めた際も、ナチュラルなボブカットと素肌感を活かしたメイクがトレードマークでした。当時の出演ドラマを振り返ると、清純派としての完成度は極めて高かったものの、現在のような華やかさや洗練された大人の色気とは明確に異なるベクトルの魅力を持っていたことが分かります。