野猫と野良猫の違いとは?法律と生態で変わる命の境界線を徹底解説

野猫と野良猫の違いとは?法律と生態で変わる命の境界線を徹底解説

野猫と野良猫の違いとは?法律と生態で変わる命の境界線を徹底解説に関する知りたいポイントをわかりやすくまとめました。詳細を読もうことができます。

野猫と野良猫の最も衝撃的な違いは、適用される日本の法律が根本から異なるという点です。同じ種類の猫でありながら、置かれている環境によって法的な位置づけが180度変わります。

市街地にいる野良猫は、「動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護管理法)」の対象です。法律上は愛護動物として扱われるため、みだりに殺傷したり遺棄したりした場合には、5年以下の懲役または500万円以下の罰金といった厳しい刑事罰が科されます。

一方、山林に生息する野猫は、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護管理法)」の対象となります。この法律において、野猫はイノシシやシカなどと同様に狩猟鳥獣に指定されています。つまり、鳥獣保護管理法の規定に従った適正な手続きのもとであれば、捕獲や駆除が合法的に認められているのです。

このように、どこでどう生きているかによって「手厚く保護される対象」になるか「生態系を脅かす害獣として駆除される対象」になるかが分かれるという現実は、多くの人々にとって驚くべき事実となっています。

中川 明日香
Author

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。