単に顔立ちがあっさりしているだけでは、ただの「地味な人」で終わってしまう危険性もある。世間が評価する「イケメンな塩顔男子」と「ブサイク扱いされる塩顔」を分ける境界線はどこにあるのだろうか。取材を通じて見えてきたのは、明確な3つの要素だ。
第一に「肌と髪の清潔感」、第二に「洗練されたスタイルと身だしなみ」、そして第三に「表情の振り幅」である。目元が控えめであるからこそ、肌の質感や骨格の美しさが顕著に引き立つ。ホリプロをはじめとする大手芸能プロダクションの育成現場でも、塩顔タイプの新人に対しては、素材を活かしたスタイリングと姿勢、立ち振る舞いの指導が徹底されているという。造形そのものの濃さではなく、全体のシルエットと醸し出す雰囲気こそが、評価を「ブサイク」から「極上のイケメン」へと反転させる決定打となっている。