宮島の厳島神社のおみくじは、一般的な神社とは一線を画す独自の種類構成を持っています。現在も昔ながらの全40番(1番〜40番)の構成が受け継がれており、その吉凶のバリエーションは非常に多彩です。
厳島神社のおみくじに含まれる主な種類一覧は以下の通りです。
- 大吉(非常に良い運気)
- 吉(安定した良運)
- 向吉(むかうきち:これから吉に向かう)
- 末吉(将来的に開運する)
- 平吉(平穏の中に吉がある)
- 平(平穏無事・波風なし)
- 平凶(たいらきょう:平穏だが油断すると凶へ傾く)
- 凶(慎重な行動が求められる警戒運)
- 始終凶(始めから終わりまで油断禁物の状態)
厳島神社のおみくじは、全国的にも「凶が出る割合が比較的高い」ことで知られています。40本中のおよそ2割から3割近くに凶や平凶、始終凶などが含まれており、生半可な気休めではない厳格な神託を授けることで有名です。
その全40番の中で、純粋な「平」が割り当てられているのは「第十四番」のわずか1本のみです。単純計算すると、厳島神社で「平」を引く確率は40分の1(約2.5%)。大吉を引く確率よりも遥かに低く、宮島を訪れる参拝者の間では「出会えたこと自体が奇跡的なレア度を誇るおみくじ」として知られています。