日本人の食習慣における塩分問題は、国の行政機関や学会でも長年議論されてきた。厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」では、1日あたりの食塩摂取目標量を男性7.5g未満、女性6.5g未満と設定している。しかし、実際の平均摂取量はこれを大幅に上回るのが現状だ。
さらに、高血圧予防を推進する日本高血圧学会では、1日6.0g未満という厳しい基準を推奨している。過去に放送された『NHKスペシャル』の健康特集でも、無意識の「隠れ塩分」が血管や心臓へ与える過剰な負荷について警鐘が鳴らされ、国民的な関心を集めた経緯がある。