「本仕込」や「スナックノウ」などで知名度を誇るフジパン株式会社は、業界3位として独自の発想力とスピード感のある商品開発で存在感を発揮している。ファミリー層や若年層をターゲットにしたタイアップ商品や季節限定商品の展開は素早く、流通大手とのプライベートブランド(PB)開発でも重要な役割を果たしている。
一方、第一屋製パン株式会社は、ポケモンのキャラクターパンなどの強力なライセンス商品を武器に特定のニッチ市場で独自の立ち位置を築いてきた。原材料価格の高騰や消費者の節約志向により厳しい経営環境に直面することもあるが、固定費の削減や不採算商品の見直しを進め、事業の再構築を進めている。