外交の現場において、言葉以上のメッセージを伝えるのが「ドレスコード・ディプロマシー(装いによる外交)」である。皇后雅子さまが身につけられるジュエリーは、単なる華美な装身具ではない。訪問先の国花や相手国の伝統に由来するモチーフをさりげなくデザインに取り入れることで、相手国に対する最大限のリスペクトと親密さを表現されている。
時を超えて語り継がれる伝統ジュエリーには、歴代の皇室から受け継がれた貴重な宝石や仕立て直しが施された品も多い。最新の公務ファッションにおいても、伝統的な職人技と現代的な感覚が絶妙に融合した逸品が選ばれており、装いの細部にまで宿る気品と知性が、観る者に深い感銘を与え続けている。