大黒湯を訪れるにあたり、初心者が陥りがちな「2つの落とし穴」があります。事前の情報不足によって現地で落胆しないよう、正確な仕様を把握しておくことが重要です。
盲点1:大露天風呂とウッドデッキは「日替わり男女入れ替え制」
インターネット上の写真で最も有名な「スカイツリーが見える広い大露天風呂と2階ウッドデッキ」は、浴室の構造上、片側にしか存在しません。もう片方の浴室にも露天風呂(やや小ぶりな炭酸泉露天)とサウナはありますが、2階の開放的なウッドデッキデッキスペースは大露天風呂側にのみ併設されています。
大黒湯では偶数日と奇数日で男女の浴室が日替わりで入れ替わります(例:男性が大露天側になる日と、女性が大露天側になる日)。大パノラマのウッドデッキ外気浴を目的に訪問する場合は、必ず当日の公式アナウンスや公式サイトでどちら側が自分の性別に割り当てられているかを確認してから足を運ぶ必要があります。
盲点2:手ぶら利用のコストとアメニティの実態
「手ぶらでふらっと行ける」という口コミが定着していますが、無料のアメニティと有料レンタルの範囲を混同しているケースが見受けられます。
浴室内の洗い場には、ボディーソープとリンスインシャンプーが備え付けられており、無料で利用可能です。また、大黒湯のサウナ料金(入浴料+サウナ追加料金約330円〜)を支払うと、サウナ利用者専用の小タオル・バスタオルがセットで貸し出されます。一方で、サウナを利用せず入浴のみでタオルを持参しない場合は、貸しタオル代が別途発生します。スキンケア用品や歯ブラシ、カミソリなどはフロントで各種手頃な価格で販売されているため、大黒湯のアメニティ手ぶら利用自体は完全に可能ですが、完全手ぶらの入浴のみの場合は数十円〜百数十円の追加コストを見込んでおくとスムーズです。
なお、押上温泉大黒湯へのアクセスは、東武スカイツリーライン・東京メトロ半蔵門線・都営浅草線・京成押上線の「押上駅(B2出口)」から徒歩約6分、JR総武線・東京メトロ半蔵門線の「錦糸町駅(北口)」から徒歩約12分です。両駅の中間に位置するため、スカイツリー観光の帰りはもちろん、錦糸町駅周辺での食事後のアクセスにも非常に優れています。