Q1:血管炎が疑われる場合、何科を受診すればよいですか?
A1:第一選択となる専門診療科は「膠原病内科(リウマチ・膠原病内科)」です。全身の血管や免疫を専門的に診察できる科であり、血液検査(ANCAなど)や臓器障害の評価を一括して行えます。皮膚の紫斑が主症状であれば皮膚科、急激なしびれであれば神経内科から連携してもらうルートも有効です。
Q2:血管炎と診断されたら完治しますか?寿命への影響はありますか?
A2:現代の医学では、症状が完全に落ち着いて薬を少量に抑えられる「寛解(かんかい)」状態を維持することが治療目標となります。早期に発見して適切な免疫抑制療法を行えば、健常な人とほとんど変わらない寿命と生活の質を保つことが可能です。
Q3:血管炎の確定診断にはどのような検査が行われますか?
A3:炎症反応(CRP・赤沈)や自己抗体(MPO-ANCA、PR3-ANCA等)を調べる血液検査、腎障害を確認する尿検査に加え、造影CTやMRI、血管エコーなどの画像検査を行います。さらに確定診断のため、病変のある皮膚や腎臓の組織を一部採取して顕微鏡で調べる組織生検が行われます。