この苦難の時代を語る上で、夫であり俳優の水嶋ヒロの存在を外すことはできない。結婚と同時に彼女の病状を公表し、自らの活動ペースを調整しながら妻の身体を第一に支え続けた決断は、世間に強い感銘を与えた。二人で寄り添いながら病に立ち向かったプロセスは、まさに夫婦の深い信頼が織りなす闘病記そのものである。
服薬治療によるホルモンバランスの調整や徹底した日常の健康管理など、献身的なサポートがあったからこそ、彼女は焦ることなく静養に専念できた。病への不安や恐怖を孤立させず、温かく受け止めるパートナーの存在が、後に彼女を再びステージへと押し上げる最大の原動力となった。