Q1:マンションのバルコニーにある袖壁は、好みの色に塗ったりフックを取り付けたりしても良いですか?
A1:原則として認められません。マンションのバルコニーおよびそこに設置された袖壁は「共用部分(専用使用権が認められた共用部)」に該当します。勝手な塗装、穴あけ、アンカーボルトの打ち込み等は管理規約で厳しく禁止されています。避難時の蹴破り戸周辺に物を立てかけることも消防法上違反となります。
Q2:キッチンの袖壁を撤去したいのですが、図面だけで判断できますか?
A2:最終的な判断は図面だけでは不可能です。図面上で非耐力壁に見えても、施工時の誤差や現場判断で補強金物が入っていたり、図面に記載のない配線・配管が通っている事例が少なくありません。図面での事前確認に加え、点検口からの小屋裏・床下確認や、場合によっては壁の一部を試験開口する現地調査が必須です。
Q3:袖壁を撤去すると、床や天井にどのような跡が残りますか?
A3:袖壁を撤去した部分には、下地木材が埋まっていた溝やビス穴、クロスやフローリングの切れ目が必ず露出します。部分的な補修材による穴埋めだけでは美観を損ねるため、通常は天井・壁の一面クロス貼り替えや、床の見切り材設置(またはフローリングの全面張り替え・増し貼り)をセットで行う必要があります。